原典を読む・まずは簡単なところから

読解力アップのために、また単語力アップのために、頑張って原書を読んでみましょう。最初は絵本や児童書などからでも大丈夫。海外の小学校のテキストなんてものも教材になることがあります。あるいは、読んでみたかった大好きな本の原典を読んでみるのは、やる気が倍増しそうですね。先に日本語訳を読んで内容をあらかじめ知っていれば、原書を読み解くのもそれだけらくになります。

外国語の本を読む時に、日本語訳の本を隣に置いて、見比べていくところから始めてもよいのです。もしくは、訳していって、わからなくなったら日本語訳を見る。正解のある問題集のように使って、ストレスなしに、原文に慣れていきましょう。

ただ本を読んでいくだけでも勉強にはなるのですが、よりきっちりやりたい場合は、ノートに原文を書き写し、隣のページに自分の訳を書いて、最後に日本語訳を読み自分の訳を簡単に添削すれば、テキストのように使うことができます。さらに、気になる単語を抜き書きるスペースを作っておくとよいですね。

そこまでやっていては大変だし続かないという場合は、あまり細かいところに構わずに、どんどん読み進めていって下さい。どんどん読む場合は、間に時間をおいてでも、同じ本を複数回読んでみるのがお勧めです。

原書を読むのに慣れてきたら、今度は、日本語訳を読んだことのない、初めて開く本に挑戦!どんな話なのか、筋を追ってわくわくしながら読んでいきましょう。この場合は、あまり細かいところまで気にせずに、テンポと楽しさを重視して、ざくざく読んでいくのがいいでしょう。そのためには、面白そう、興味を持てそうな本をあらかじめ選んでおくといいですね。最初からあまり厚い本を選ばず、読んだ冊数を重ねて、達成感を何度も味わった方が、原書を読む習慣をつけるにはよいでしょう。

多くの人に読まれる事を前提に書かれている本は、それだけ、整った良い文章が綴られているはず。そういうものに触れて、言葉のうまい使い方も身に付いていくといいですね。文学作品を読む場合は、その文体も味わって、いい文章を作る下地を学びましょう。特別に読み取ろうとしなくても、重ねて読んでいくだけで大丈夫。いろいろな本を読んでいくと、それぞれの本での文章の違い(日本語の本でも、作家さんによって言葉の使い方は違いますよね)に自然に気がついていくものですが、そんな時には、自分にかなり力がついてきたように感じて嬉しいものです。

原書で読んでみると、日本語訳の本を読んだ時にはいまひとつわからなかった箇所が、そういうことだったのか、とわかるようになる時もあります。また、原書のリズムに触れて、その本の本当の個性に気付けたり、原書を読んだからこその楽しみはたくさんあります。

原書はやはり若干値段が高いので購入しにくい部分もあるかもしれませんが、ネット書店によって価格が違う時があるので、よく探して比べて少しでもお得に手に入れて下さい。

※原書は高くて購入できない!しかも無職だという方はこの記事をご覧ください。

配偶者に一定の収入がある場合は無職の方でも借入は可能!と言う事が判りました。借入出来る会社は銀行系となります。消費者金融で銀行と同様に無職でも可能な会社を調査してみました。
引用元:無職でお金がない人向け

このように掲載されているサイトもあるようですので、諦めずまずは自分で調べてみましょう!

気をつけていれば、書店で洋書フェアやバーゲンをやっているのに出合うこともあります。また、電子ブックリーダーからは無料で読めるものもあるようなので、いろんなところに、アンテナを張っておきましょう。